製品の選び方ガイド · 04/04

第三者機関による検査が重要な理由

第三者機関による検査がなければ、その製品に何が入っているかはメーカーの説明を全面的に信じるしかありません。第三者認証は、サプリメント業界で客観的な品質の目印に最も近いものです。

第三者検査で実際に確認されること

信頼できる第三者認証では、3つの点が確認されます。製品に表示どおりの成分が含まれていること、その量が表示どおりであること、そして汚染物質(重金属、病原体、禁止物質、未表示成分)が含まれていないことです。

この認証で確認できないのは、そのサプリメントが有効かどうかです。認証は純度と表示の正確さを確かめるものであり、効果の有無を判断するものではありません。検査が完璧な製品でも、根拠の弱い成分を中心に作られていたり、研究で使われた量を下回る用量しか含まれていなかったりすることがあります。検査で分かるのは表示に偽りがないかどうかであり、含まれる成分を摂る価値があるかどうかは研究結果で判断します。

主要な認証機関

純度 + 表示の正確さ

NSF International

最も厳格な認証の1つです。表示の正確さ、汚染物質、禁止物質の有無を検査します。

米国を拠点とし、世界的に認められています

純度 + 表示の正確さ

USP(米国薬局方)

成分の同一性、含有量、純度、製品性能の確認に重点を置いています。長年の信頼があります。

米国拠点

禁止物質

Informed Sport

WADAが禁止する物質を専門に検査します。アスリートやスポーツ関係者によく選ばれています。

英国に拠点があり、世界中で利用されています

表示の正確さ

Consumerlab

ブランド間の比較結果を公表している独立系の検査機関です。有料会員制ですが、広く利用できます。

米国拠点

認証マークが本物か確認する方法

  • 認証機関のオンライン登録簿を確認しましょう。 NSF、USP、Informed Sportはいずれも、現在認証されている製品を検索できるデータベースを公開しています。ボトルの認証マークが、現在有効な登録情報に一致しているか確認してください。
  • 同じ製品で、剤形も同じか確認しましょう。 認証はブランド全体ではなく、特定の製品に対するもので、多くの場合は特定のロットに限られます。
  • 曖昧な表示には注意しましょう。 認証機関名も証明書も示されていない「ラボ試験済み(Lab tested)」や「第三者試験済み(third-party tested)」は、認証ではなく宣伝文句です。

検査では分からないこと

認証で確認できるのは純度と表示の正確さであり、その成分に効果があるか、用量が十分か、自分に合っているかではありません。必要な品質フィルターと捉え、そのうえで成分そのものの科学的根拠とあわせて判断してください。

さらに詳しい内容は準備中です

より詳しい、参考文献付きのガイドを準備中です。各認証制度が具体的に何を検査し、何を検査しないのか、分析証明書(certificate of analysis)の読み方、ロット単位の検査に関する既知の限界を扱う予定です。

メーカー全体を評価するには、ブランドの選び方ガイドとあわせてご覧ください。